細かな防炭処理に、丁寧に対応いたします。

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弊社では、多品種小ロットの熱処理に対応し、精密部品、自動車部品、産業機器部品など様々な製品の熱処理を行っております。 ネジ穴やキー溝など部分的に後加工が必要な箇所については浸炭防止処置を丁寧に行います。
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歪みができやすい複雑な形状や薄肉のものについては、歪を最小限に抑えられるように工程や段取りを 工夫しております。
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長ものシャフトなどは、焼入れ後、歪取り専用装置で仕上げます。
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短納期対応可能。多品種少量向き、1個からでもご相談ください。
 
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浸炭焼入れの主要設備

- 雰囲気熱処理炉
 

- 防炭個所に薬品を塗ります
 

- 防炭処理後は十分に乾燥させることが必要です
 
浸炭焼入れとは
浸炭焼き入れとは、炭素含有率の少ない金属の表面に炭素を拡散浸透させ、表面に硬化層を作る熱処理の総称です。
鋼材に含まれる炭素量は、「硬さ」や強度に影響する要素ですが、炭素量を増やし鉄鋼は硬くなるほど靭性(ねばり)がもろくなり、割れやすくなってしまいます。浸炭焼入れを行うことで、表面だけを硬化し、内部は柔らかい状態になり、耐摩耗性と靭性を両立させることができます。
浸炭焼入れの方法
浸炭焼き入れの方法は、使用する設備によって異なり、ソルト浸炭、ガス浸炭、真空浸炭などがあります。
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 ソルト浸炭  | 
 ソルトバス(塩浴)を使用した塩浴炉にて加熱浸炭させる方法です。液体で加熱するため、均一で歪の少ない処理が可能。小型部品などに適しており、量産製品から単品製品まで幅広い製品に使用されています。  | 
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 ガス浸炭  | 
 浸炭性ガスで鋼材に浸炭させるする方法で最も普及している熱処理方保でもあります。鋼材を900~940℃まで加熱し浸炭させ、降温焼入れをしていきます。大量生産向きの方法です。  | 
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 真空浸炭  | 
 真空化された炉内にアセチレンガスを挿入し、熱分解によって発生する活性炭素を鋼材の表面に浸透させる処理方法です。 炉内は酸素のない状態のため、鋼材への酸素侵入もなく、ムラのない均一な浸炭が可能です。  | 
浸炭焼入れに適用される主な材質
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 材料  | 
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 SCM415, SCM420, SNCM415, SNCM420など  | 
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浸炭焼入れピックアップ

- 浸炭焼入れ後には硬化層深さを測定できます
 

- 営業も含め、全員が熱処理技能士です。特級金属熱処理技能士や1級金属熱処理技能士も在籍。
 



































