図面をお預かりし、材料調達、機械加工、熱処理、
研削、表面処理までを一括してお任せください。

焼入れによる変寸や歪みを考慮

熱処理専門メーカーとして45年、図面1枚から熱による歪を考慮した加工、後処理まで一貫して対応いたします。 熱処理による影響は、機械加工を行う前に考えるのがベストです。加工前に、ぜひ、ご相談ください。

機械加工から熱処理まで一貫して対応
真空熱処理炉、集中温度管理システム


営業担当も全員、金属熱処理技能士です

営業担当も含め、全員が金属熱処理技能士です。「本当に熱処理して大丈夫?」「研磨シロはどれくらい?」「どれくらい歪むの?」など、熱処理の専門家からアドバイスいたします。

金属熱処理技能士


コストと品質のバランスをご提案

熱処理だけを考えた場合、最適解は存在しますが、機械加工や研磨といった前後工程と組み合わせて考えた時、選択肢は1つではなくなります。例えば・・・

S45Cで熱処理をしましたが、「硬さ」が入らずに困っています。S45Cにかわる鋼材でコストが安く熱処理後の「硬さ」も改善する素材ありますか?
品物が大きくなると「硬さ」が入り難くなることはあります。
特にS45Cはその傾向が著しく表れます。
では、材質を変更すれば良いのでは、と言いたいところですが材質の変更はコストに大きな影響をあたえます。
鋼材別の価格の比較をしてみますと
おおよそですがS45Cのと比較して

SK3が3倍
SKS3が5倍
SKD11が7倍

これだけ価格に差があると出来るだけS45Cを使いたいですよね。

ここで注目して欲しいのはSCM435なんです。
価格はS45Cの30%増し(SK3の1/3程度)ですが、焼入れ焼戻しの結果は安定します。




熱処理、短納期対応、一品からご相談ください。

炉の稼働率を工夫して短納期を実現

熱処理の多品種小ロットは日常業務です。1品からお気軽にご相談ください。案件ごとに担当者がつき、受注から納品まで一貫して責任を持って対応いたします。

熱処理 検査


様々なテスト熱処理、特殊形状・特殊材料など承ります。

試作、研究開発など、テスト熱処理も1個から承ります。

チタン、タングステン、モリブデンなどの特殊材料の熱処理や、複雑形状の加工部品についても、過去の知見を活かして熱処理対応いたします。曲がりやすい、歪みそう、他社で断られた案件もご相談ください。

プラズマイオン窒化


熱処理 全国対応!

熱処理については、宅配便で全国対応いたします。まずはこちらから図面をお送りください。お見積りいたします。

金属熱処理 お見積り 金属熱処理 お見積り

熱処理ご相談の例

真空焼入れが、金属の光沢を残したまま焼入れできるのは知っているんだけど、変形もしないの?
鋼材が変形するかどうかは、真空か否かとは関係ないのですよ。
そうなの?
はい、焼入れ時にに冷却をしますが、冷却方法によって歪みへの影響度が変わります。
冷却って、水とかソルトとかでするんでしょ?
はい、水が一番、変形に影響を与えます。それから油、ソルト、ガスの順番になります。
真空かどうかは関係ないのね?
そうなのです。
そうしたら、変形を少なくするためにはどうしたらいいの?
鋼材によって、異なるのですが、例えばSKS3ですと、ソルト焼入れが変形が少ないです。
そうなんだ。知らなかった。
精度がシビアな品物については、加工前にご相談くださいませ


熱処理とは、金属材料に加熱と冷却を加え、形を変えることなく「性質を向上させる」技術です。 変化させる性質には、強さ硬さ粘り耐衝撃性耐摩耗性耐腐食性耐食性被削性冷間加工性磁性応力除去などがあります。

目的にあわせて正しく熱処理を選択・実施しないと、脱炭、焼割れ、焼入変形、研削割れなどのトラブルが発生します。 熱処理で正しい結果を得るためには、「目的の理解」が最も重要なスタートラインです。

綿密なヒアリングとコミュニケーション

今まで「硬さ」58HRCだったけど、53HRCにしたいんだけど
その場合、熱処理後の色がこれまでと異なります。また、寸法変化も変わってきますので、詳しくご説明させていただきます。
他の熱処理屋で、熱処理後にコーティングを行ったら寸法が変わってしまったんだけど…
熱処理の後工程で、高い温度の処理があると寸法が変わります。 熱処理前に、熱処理後に、どのような工程があるのか、共有する必要があります

創業以来、多品種対応の経験

量産型の熱処理工場では、少数のお客様のニーズに量産対応で応えています。当社は創業以来、多品種対応の熱処理業として成り立っており、あらゆる品物に対する経験があり、トラブルを防ぐ仮説力につながっています。

熱処理技術を学び続ける姿勢

熱処理は物理現象のため、前提に知識があることは、非常に重要です。しかし、現実には、品物の形状は千差万別ですから「経験と知識を行き来しながら」、知識を“経験に基づく知識”としてアップデートしていく必要があります。 当社では、内外に向けて「熱処理勉強会」を開催し、経験と知識のスパイラルによる学習を常に行っております。



自社3拠点に加え、150社以上の加工業者をネットワーク

熱処理後の最終品質をターゲットに、全プロセスをマネジメントいたします。150社以上と取引実績があり、部品の材料・形状・納期などに応じて、切削、研磨、板金など最適な加工先に依頼いたします。材料調達、機械加工から熱処理まで、一貫して対応することで、高品質短納期を実現いたします。

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