熱処理とは、金属材料に加熱と冷却を加え、形を変えることなく「性質を向上させる」技術です。 変化させる性質には、強さ硬さ粘り耐衝撃性耐摩耗性耐腐食性耐食性被削性冷間加工性磁性応力除去などがあります。

目的にあわせて正しく熱処理を選択・実施しないと、脱炭、焼割れ、焼入変形、研削割れなどのトラブルが発生します。 熱処理で正しい結果を得るためには、「目的の理解」が最も重要なスタートラインです。

営業担当者が全員、熱処理技能士

当社では営業担当者も全員、熱処理技能士の資格を保有しております。これは、図面を確認したり、時には品物を実際に拝見させていただきながら、 正しい目的理解のためのヒアリングを行うためです。

ヌケ・モレのないヒアリングと、熱処理前に起こりうるリスクについてご説明を行い、お客様の判断を仰ぐことを 可能にします。

綿密なヒアリングとコミュニケーション

今まで硬度58HRCだったけど、53HRCにしたいんだけど
その場合、熱処理後の色がこれまでと異なります。また、寸法変化も変わってきますので、詳しくご説明させていただきます。
他の熱処理屋で、熱処理後にコーティングを行ったら寸法が変わってしまったんだけど…
熱処理の後工程で、高い温度の処理があると寸法が変わります。 熱処理前に、熱処理後に、どのような工程があるのか、共有する必要があります

創業以来、多品種対応の経験

量産型の熱処理工場では、少数のお客様のニーズに量産対応で応えています。当社は創業以来、多品種対応の熱処理業として成り立っており、あらゆる品物に対する経験があり、トラブルを防ぐ仮説力につながっています。

熱処理技術を学び続ける姿勢

熱処理は物理現象のため、前提に知識があることは、非常に重要です。しかし、現実には、品物の形状は千差万別ですから「経験と知識を行き来しながら」、知識を“経験に基づく知識”としてアップデートしていく必要があります。 当社では、内外に向けて「熱処理勉強会」を開催し、経験と知識のスパイラルによる学習を常に行っております。